デザインした人

和泉藍
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最初にこの曲をきいたとき、「夢に向かって頑張っている人に向けた曲」という解釈をした。そして、さらに聞き込んでいくうちに大きく分けて二つのストーリがあるのではないかと考えた。 一つ目は、歌詞に出てくる夕闇→闇夜→夜→夜明けという時間経過による表面的なストーリー。二つ目は、悩みを抱えている人がこの苦しみから抜け出そうともがき、最終的に答えを掴み希望を見つけていくという登場人物の心理的なストーリーだ。これには歌詞から「君」とこの曲の「語り手」の二人の登場人物がいると考えた。「君」は闇にとらわれ、「語り手」はそんな君を励ますにはどうすればいいのか悩んでいる。 以上のことを踏まえて、ストーリーを分かりやすく魅力的に伝えるため漫画を活用した作品を制作した。 差し込んでいる光は朝日で、時間経過によるストーリーを表している。 心理的なストーリーの部分は、漫画と漫画を描いている人物の二重構造で表現した。 漫画の中では、曲から解釈した「君」と「語り手」のストーリーを表している。漫画の外は、夢を叶えるにはどうすればいいのか悩んでいた人が答えを見つけ、目標に向かって歩き始めている様子を表している。