日没のあと、月明かりの気配が東から香り、自動車のヘッドライトが誰かを導く頃。そんな暗くて明るい曖昧な時間帯に、どこか遠くの青色を見つめる「君」へ寄せる想いや言葉がとても素敵な曲だと感じました。 　メインのモチーフには青い花を使用しています。曲中で「君」はずうっと美しい夢の中にいて、こちらとは視線が合いません。そんな「君」の横顔が、古くから憧れや愛の象徴として人々を魅了してきた青い花のようだと思ったのです。まるで幽霊のように揺れるカーテンの隙間から花を照らす眩しい光が、この曲を聴く「君」にとって、現在や未来への希望を抱く足掛りになることを祈っています。 　また、瓶の手前にあるライター。その表面にはSalmon Pinknowsさんのロゴを彫り入れています。テキストにはロゴに使用されているサーモンピンクを利用し、楽曲を聴いた人々にSalmon Pinknowsさんの印象が視覚的にも残るようにという狙いです。