Mr.クライアント
「弊社※主催で、来年の夏にホラーイベントをしようと思ってな。」
デザイナー
「面白そうですね。」
Mr.クライアント
「できれば、ガチの怖いやつではなく、ライトな層※にも楽しめるようにしたいんじゃ。」
デザイナー
「えぇ。」
Mr.クライアント
「キャパ※が500人くらいの座席のある箱※を借りてな。バンドに幽霊の曲を演奏してもらったり、お笑い芸人を呼んで陰謀論とか語ってもらってな、著名な講談師にSNSにまつわる身近な怖い話とかして、最後にはみんなでUFOを呼んで終わるっていう。B級映画みたいなイベントにしたいんじゃ。」
デザイナー
「めちゃ楽しそうじゃないですか。」
Mr.クライアント
「君にはそこで販売するイベントTシャツを作ってもらいたい。」
デザイナー
「タイトルとかは決まってるんですか?」
Mr.クライアント
「『ホラーナイトは突然に…』、っていうタイトルじゃな。ただ、ロゴとか文字は入ってなくていいぞ。普段使いができるオシャレに見えるものが希望じゃ。おばけでもいいし、吸血鬼でもいゾンビでも..、モチーフ※はなんでもいいぞ。」
デザイナー
「印刷のサイズ※や色数※に指定はありますか?」
Mr.クライアント
「色数は2色までで、印刷のサイズはA3におさまるようにお願いしたい。ああ、忘れるところじゃったがボディの色※は黒で頼む。」
デザイナー
「なるほどです。それでいつまでに提出すればよいですか?」
Mr.クライアント
「5月31日までじゃ。悪いが今回もいつものようにコンペ形式※でな。決まった案には10万お支払いすることになっとる。」